管理人の一言
管理人の一言
上をクリックすると、管理人のブログに行けます。HPと重複する部分もありますが、ほぼ毎日更新しています。合唱に関して日々思うことが多くて、更新が間に合わないのです。うれしい悲鳴。合唱に関係のない記事もたくさんあります。
苗代小学校合唱団HPの管理人のちょっとした一言のページです。新たなページを作るほどではないけど、管理人のつぶやきや思い、合唱団の情報などを載せていきます。(上の記事ほど最新です。)
2010年10月14日(木)
今日はいよいよ谷村新司さんとのコンサート
今日はいよいよ谷村新司さんとのコンサートです。飛んできたような夢のような話し。子供達も僕も周りの人たちも、そのことに驚き、喜び、そしてワクワクしました。新聞にも掲載されました。テレビの中の夢の人と共演できるなんて。人生、いつ何がおきるかわかりません。そして、それが今日、現実となるのです。
今日は、夕方5時、コンサート会場へ集合!保護者の方に送迎をしていただきます。ありがたいことです。
リハーサル室で練習した後、谷村新司さんと事前に30分ほどホールでリハーサルをします。ワクワクするなあ。
その後、出番まで軽食を食べる時間を入れながら、練習をし、本番に備えます。
全国からたくさんの方が来られることでしょう。もちろん地元の人もたくさん!チケットは早くから完売だそうです。おそらく超満員の中で歌うことになります。
合唱団だけで一曲歌えます。僕たち合唱団の曲「Happy Melody」を歌います。初代団長が作詞・僕が作曲、そしてそれを校長先生がすばらしく編曲してくださった曲です。
わが合唱団のひのき舞台です。そして、谷村新司さんのバックコーラス。コンサートに美しい花を添えるお手伝いができればうれしいと思っています。
いよいよ今日、夢が現実となります。
こどもたちみんなが輝く日です。
2010年8月29日(日)
「NHK全国学校音楽コンクール出場記念DVD」のマスターが見事完成!
昨日、別のチャンネルを録画し、DVD作成のピンチに瀕した僕ですが、録画したDVDをご提供してくださった保護者がいました。おかげで「NHK全国学校音楽コンクール出場記念DVD」のマスターが見事完成しました!!パチパチパチ
結局、7つの映像を入れることにしました。
メインメニューがこれです。
右下に、ご提供いただいた番組を編集して入れました。
そして、次のメニューページに、「コンテニュー」という映像を入れました。
これは、今の子供達。そしてくじけそうになったときの未来の子供達に見てもらいたいと思いました。あえて加えて入れました。
この夏。熱く燃えた夏でした。この思い出。いつまでも残したい。そして、将来いろんなことがあるだろう子供達にとって、心の支えとなるようなものになればいいと思っています。
このDVDが、心の支えの手伝いをするような物になればいいなと思っています。
僕にとっても宝物が一つふえました。
さあ、あとはひたすらコピーをするだけです。たくさんの宝物をつくっていきます。
2010年8月28日(土)
テレビ放映されました
今日は、NHK全国学校音楽コンクール、県大会の様子が放送されました。特集で、約1時間30分の番組になって県内に流れました。テレビの音は、ホールの残響音をカットしてあるので、子供達の裸?の声のようでした。
あらためて聞いてみると、それでもきれいな声です。表情もいい!子供達成長したなあと思いました。
あとは、厚みのあるボリュームのある声です。これをめあてにしていきたいです。
さて、そうやって録画しながら優雅にみていたのですが、再生してみると、なんと別のチャンネルの映像が流れているではありませんか。大失敗です。
出場記念DVDには、今日の放送も入れる予定です。
誰か録画してないかな?
そう思い、何軒か電話をかけました。そうすると、録画はしてあるが、DVDの焼き方がわからない方や僕と同じように別のチャンネルを録画してしまった方、あるいは不在の方など様々でした。
それでも、お一人、何とかなりそうな方がいました。
ハードディスクに録画したものをDVDに焼いた場合、別のDVDで見れなかったり、データーとして取り出せなかったりすることがよくあります。
ちなみに、僕は自分の家のハードディスクプレーヤーの使い方がさっぱりわかりません。
取りに行きます。使えるDVDか?あとは祈るばかりです。
しかし、今日はこのことでまた、合唱団のたくさんの保護者のみなさんにお世話になりました。ただただ感謝です。
2010年8月10日
再出発の日
今日は全校登校日。久々に合唱団の子供達と会います。
全校集会、学級指導後、合唱団の子供達には、音楽室に来てもらいました。
子供達に聞いてみました。
「ショックから立ち直れた人?」
8割ぐらいの子ども達の手が挙がりました。
しかし、2割ぐらいの子供達が、まだ悔しい思いをしています。
今日は、そんな子供達に僕が作ったビデオを見せました。
2日間がんばって作った「NHK全国学校音楽コンクール挑戦の記録2010」
コンクール挑戦の記録をまとめたものですが、その中に、僕のメッセージをちりばめました。特に後半の方に。
前半は楽しそうに見ていましたが、結果発表の時、何人もの子供達は目をそむけました。それでも、画面を見るように言いました。
銀賞でうちの学校の名前が呼ばれました。「おめでとうございます」の言葉がむなしく響きます。
そして、金賞「○○小学校」の名前が呼ばれると、「キャー」という歓声が画面の中で響きます。
しーんとする子供達。しかし、子供達にこの現実をあえて見るように言いました。
審査員の講評をテロップに入れました。「きれいな歌声であること。一位をつけた審査員もいるということ。しかし、まだお腹からの声ではないこと。声の厚みが欲しいこと。そんなことが課題として言われた」というテロップが流れていきます。
この悔しさがバネになること。この銀は、「みんながまだまだ伸びるんだよ」って神様が与えてくれたプレゼントです、というメッセージを入れました。
実際、子供達、これからまだまだ伸びると思います。声の響きや質。そして同時に、挨拶の声。練習に対する態度。思いやりの行動など。そういうことがこれからの課題だと思っています。。
さて、ビデオを見終わってから、6年生を呼んで、こう問いました。
「みんな悔しいか?」
全員力を込めて「くやしい!!」と言います。
「先生もくやしい!!でも、先生は全国トップレベルの合唱団の夢はあきらめてません。」そう言い、「こんなコンクールがあるんだけど出てみたいか?」と聞きました。
CBCこども音楽コンクールです。TBSが主催する民間放送の音楽コンクール。勝てば、最後には東京まで行けます。
子供達、目を輝かせ「出たい!」と言います。
「じゃ、出よう。ただし、県代表は、推薦で選ばれます。」と僕。
「え?推薦?」
「そう、もしかして選ばれないかもしれません。それでも出る覚悟で練習していいか。」
「やりたいです。」
「先生、みんな出れるの?」
「そう人数制限はありません。2年生から6年生まで全員で出よう!」
「ヤッター」
「もっと厚みのある迫力のある声が出るようにして出よう!」
「はい」
今日は、ぼく達の新しいスタートの日でした。
全国レベルの学校になるってこと、まだあきらめません。CBCこども音楽コンクールにエントリーします。ただし、選ばれるかはわかりません。
しかし、過去3度の銀。アンサンブルコンテストでの金、審査員特別大賞。そして定期演奏会の開催。地域での積極的なコンサート活動は、ホームページで詳しく書いてあります。それをご覧になることで、選んでいただけないかと思っています。
強く願えば実現すると思います。
今度は、迫力のある壮大な「わたしが呼吸するとき」を作っていきます。それも、みんな一つになって。
この悔しさをばねにして、大きな成長をしていきます。
応援してください!!
2010年8月9日
映像記録、「NHK全国学校音楽コンクール挑戦の記録2010」が完成しました
今日は、自分で言うのも何ですが、本当によくがんばりました。
今回のNコンに向けての記録映像をまとめ、たった今完成したのです。昨日と今日、2日間。これにかかりっきりでした。
題して「NHK全国学校音楽コンクール挑戦の記録2010」
今年は様々な練習やイベントをしたため、中身が濃く、いろんな記録を入れなくてはいけませんでした。それでも約30分に納めることができました。
まだまだ手直しはありますが、とりあえず、形にできました。
明日は登校日。合唱団の子供達に見せてあげたいと思っています。
今回、惜しくも銀でしたが、この銀を意味のある銀にしたいと思っています。未来へつながる銀にです。
今回の結果、自分の中での整理はできました。この映像が、合唱団の子ども達の心のケアになり、更に新たな目標に向かって進める手助けになればって思っています。
●小出義雄(マラソンの高橋尚子選手らを指導)
人間、夢を持ってそれに懸けて生きていれば、「こいつ、すごい懸けているな」って周囲の人に伝わるでしょう。そうすると周りの人が助けてくれる。それが神様に伝われば神様が助けてくれるんです。
夢をあきらめません
2010年8月8日
楽しかった墓掃除
今日は、午前中、墓掃除。ようやく亡くなった父や母、先祖のために働くことができました。
そこで、偶然にも町内の人ですが、合唱のすごい指導者の方とばったり会い、お話しする機会がありました。
本当に家から数十メートルと離れていないご近所の人ですが、自らも合唱団を運営し、県でも合唱に関する重要な役職についている方です。
墓掃除をしたので、ご先祖からのプレゼントでしょうか。合唱に関するいろんな楽しいお話を聞けました。
その中でおもしろいと思ったことを書いてみます。
・声の出ない原因は一人一人違う。指導者は、歌う人たちを病人だと思え、一人一人違ったことが原因で声がでない。そこを治していく。
なるほど、指導者はやはり、全体指導だけでなく、個別に見ていく必要があるんですね。
・立ち方。おしりに力を入れる。前に礼をすると、おしりに力が入らなくなる。だから前傾はだめ。 基本的なことですが、なるほどなあと思いました。おしりに力が入るとお腹にも力が入ります。しかし、礼をすると、どうやってもお尻に力が入らないのです。ということは、お腹にも力が入らない。人間の体っておもしろいです。
・顎は引く
お尻に力を入れ、顎を引くことで、息の通り道がうまくできるそうです。
・呼吸・・・・息をはいて吸う感覚、だから呼吸という。そういう練習をするとよい。
これも目から鱗でした。よく「息吸って…はいて〜」って指導をしていますが、はく事で、息が自然に入ってくるんですね。水泳の呼吸法に似ています。
息のトレーニングとして、指を出して、そこに息を吹き付けるのが良いそうです。
・普段の声が小さくとも、歌う声が大きい人もいる。
これもびっくりでした。実際そういう人がいるそうです。逆にいうと、歌う声ってトレーニングによって、強くなるそうです。
・がーン、腹式ができてない。
僕のお腹を押さえて「腹式やってごらん」って言われて、確かめたら、僕は腹式ができてないってことがわかりました。ショックでした。
逆に、ご近所の先生は、息を吸うと、お腹周りがグッと広がりました。お腹周り全体が、まるで浮き輪のように、しかも力強く。
お〜〜、これが腹式っていうんだなって、実感しました。
・座りながら体を少しだけ後ろに倒して歌うとよい。
そうするとお腹に力を入れて歌う練習になるそうです。
さいごに心に残っているのは、「子供達にいいものを聞かせるとよい」ということです。
そのことで子供達の心にあこがれが生まれ、そういう声になっていくってこと。
いろんな技術もありますが、まずは憧れが根本にあるんですね。
それは、わかるような気がします。僕も憧れからスタートして、ここまできましたから。
「灯台下暗し」と言いますが、ご近所に、こんなすごい方がいたことに改めて感動しました。そして、僕はやっぱり合唱が好きなんだな〜〜と思いました。
楽しい時間を持てて、うれしい墓掃除でした。
その他のメモ
・東京の長谷川久恵さんという指導者は、いいよ。
・ハンガリーの合唱はいい。
おもしろいなあ。次から次と、芋ずるのように楽しいことが出てきます。
2010年8月7日
朝目覚めると・・・感動しました
朝いつものように、午前3時30分に目が覚めました。
練習もないのに・・・もう習慣になってしまいました。
パソコンを立ち上げてみると、たくさんのメールが…
それは、保護者やたくさんの方々からの暖かい言葉の数々。
一通一通読むごとに涙が出てきて、最後には、号泣してしまいました。うれしさと悔しさの入り混じった複雑な感情でした。
なんて暖かい言葉の数々。言葉って、本当に気持ちがこもるんですね。だから言霊って言葉があるように思います。
本当に、みなさん、ありがとうございました。今回の体験が子ども達の心の糧になればいいなって思っています。そして、これからの新しい礎になればいいです。
人は、いろんな体験を通して、成長していく物だと思います。「わたしが呼吸するとき」の歌詞の中に「よろこび、かなしみ、すべてがいとおしい」とありますが、練習を通して、子供達はたくさんの喜びや悲しみを体験しました。 そのすべてのことが、人生の中で意味あることなんだと思います。
きっと今回の銀賞という結果も、あとあとになって、「あ〜〜そういう意味だったのか」ってわかるときがくると思います。子供達にも、そして自分自身にも。そういう意味では、必要ないい体験ができたと思います。
みんな一皮向けました。更なる未来へ向けて歩んでいきたいです。
たくさんの人に楽しさや喜び、感動を与えられる人(合唱団)になれればいいなって思っています。そのことが、すばらしい人生を生きることになるし、幸せにつながっていきます。
人に喜びを与えられる人。暖かい人。周りを気遣える人。そんな人間目指して、僕自身もまた歩んでいきたいし、子供達にも望んでいきたいです。それが、僕自身、合唱に夢中になっている理由です。
たくさんの暖かい人たちに囲まれ、幸せだってことが、今回よくわかりました。本当にありがとうございました。
2010年8月5日
いよいよ明日!!
いよいよ今日は、コンクール前日、県予選前の最終練習です。
長いと思っていた練習も、考えるとあっという間でした。
今日は、「先生方に聞いていただく会」を催しました。
たくさんの先生方が聞きに来て下さいました。
担任の先生方に見てもらうと違います。子供達、とてもいい歌声を響かせました。
何人かの先生方が、コメントをしてくださいました。
子供達、うれしそうに聞いていました。
本当に今までがんばってきた子供達。
いよいよ明日です。
今は、気持ちが伝わるような歌を歌い、たくさんの人たちに感動してもらえればいいなと思っています。
課題曲「いのちのいっちょうめ」では、子ども達の輝くような明るさを
自由曲「わたしが呼吸するとき」では、平和を願う子ども達の決意を!!
いよいよNHK全国学校音楽コンクール石川県コンクール。
明日、ステージに立ちます。
2010年8月4日
今日は一日練習
今日は大会2日前。お弁当を持って来ての一日練習をしました。本当にお家の人に感謝です。
午前、午後と子供達、練習をがんばりました。途中だれたときもあったけど、「歌で何を伝えたいか」そして「そのためにどの部分をどう歌いたいか?」ということを一人一人考えさせたあとの歌声は変わりました。
最後の歌声では、「少し伝わる部分もあった」という校長先生のお言葉もありました。(校長先生の口からは、なかなかほめ言葉がでないのです。ですからこれは、すごいことなんです。)
たくさんの応援の保護者の方が着てくださいました。本当に感謝です。
長いと思っていた練習も、明日が最後。そして、いよいよ県予選です。
子供達今日も伸びています。その加速度で、最高の歌声を響かせたいです。
2010年8月3日
歌に命を吹き込みたい
今日は、課題曲、自由曲の正式メンバーと立ち位置を発表しました。そして、それぞれの歌を規定の35人で歌ってみました。すると、全員で歌っているよりも、歌にまとまりを感じました。そろえるところが、そろいやすくなりました。
しかし、全員で歌っているときよりも、パワー不足。(当たり前ですね。)
これからは、35人が一つになることと、よりパワーがでるような練習法をやっていきます。明日の練習でこれらのことがクリヤーできればいいなと思っています。
また、歌に気持ちを入れること。明日は「この歌でどんなことを伝えたいか」ということも考えさせたいと思っています。
何のために歌があるのか、かつて根本に戻って考えてみたことがありました。
僕は、「人に気持ちを伝えるためだ」という結論に至りました。
最初は言葉だけで気持ちを伝えていたのでしょう。しかし、それに抑揚をつけたり、強弱をつけたり、テンポを変えたり、間を入れたり、そうすることで、気持ちがさらに伝わるようなことを発見したのでしょう。そうやって、詩や朗読が生まれた。
そして、ある人がその言葉に美しいメロディーをつけた。そして歌が生まれ、今に至った。
僕は多分、歌って、自分の気持ちを人に伝えるために発展してきた物だと思います。だから、ただきれいなだけの歌なんて、おもしろくない。聞く人に何かを伝えたいのです。その何かを子供達に考えてもらいます。
明日はそれを考えさせ、歌に命を吹き込みたいと思っています。明日は歌に命を入れる日です。
2010年8月2日
全員で戦います
今日は、昨日の歌の最終テストで合格できなかった子供達が20数名残りました。
全員合格を目指し、お弁当を持って、午後に挑みました。たくさんの保護者のみなさんがお子さんのためにお弁当を作ってくださいました。感謝です。
昨日合格しているのにも関わらず、みんなためにってわざわざ残ってくれた子供達もたくさんいました。
合格基準は、課題曲・自由曲のある部分を、「正しい音程・声量・表情豊かに歌う」というものです。今日は、K先生も応援に来て下さいました。感謝です。
一人になるとなかなか正しい音程で歌えない子もいます。しかし、子供達同士の教えあいで、次々と合格していきました。それでも、なかなか合格できない子もいます。
しかし、たくさん練習する中で、表情がグーンと伸びた子がいました。声量がのびた子もいました。そして、最後残り少なくなったとき、一人、また一人と合格していくたびに、大きな拍手が起きるようになりました。
最後、なかなか合格できなかった子も・・・
とうとう合格しました。みんなの大歓声が起こりました。
なんと全員合格したのです。
コンクールは、全員で戦います。練習してきた仲間たち全員で。3年生もたくさんいます。しかし上の学年が支えます。
最後に、今日のために来て下さったK先生にお礼をいいました。
「ありがとうございました。」の声が響きます。
そして、僕にも
「ありがとうございました。」って何度もお礼の言葉。なんだかうれしくて、ウルウルきそうになりました。
4日後に控えたコンクール。たくさんの3年生も含めた47人。練習してきた仲間全員で戦います。応援してください。
2010年8月1日
歌の最終テスト
今日は、歌の最終テストをしました。
課題曲・自由曲ともに歌う箇所を決め、一人一人聞いていきます。
音程・声量・表現・表情など、あるレベルに達してないと合格になりません。
昨日、予告しておきました。すると、グーンと驚くほどうまくなった子が、何名もいました。歌声を聞いていると、あまりの上達ぶりに涙の出そうになった子もいました。おうちでお母さんやお兄ちゃんに聞いてもらって、何度も練習した子もいました。
テストと同時に、一人一人にレッスンもしました。ある子には、お腹を押さえたり、立ち方を教えたり、頬をあげるよう教えたり、声の方向を教えたり、鼻穴共鳴を教えたり・・・
一人一人教えることは違いますが、驚くほど声が変わる子もいます。それがまた、うれしくて喜んだり、感動したり。
合格すると、拍手が生まれます。
合格した子は、他の子を教えます。子供同士の教えあいがありました。
まだ、合格してない子もいます。しかし、合格できるよう、応援していきたいと思っています。希望者には明日、個別レッスンします。徹底的に面倒みようと思っています。全員でコンクールに挑戦したいのです。
みんなで挑戦したい。そのために、僕も応援します。
たくさんの人が応援してくれます。校長先生、いつも熱き応援をしてくださいます。今日も卒団生、応援に来てくれました。明日は、K先生も応援に来てくれます。
たくさんの人の熱い心が、僕たちを励ましてくれます。
みんなで乗り切って欲しいです。
2010年7月31日
自分への挑戦
今日は、午前中の合唱練習、がんばりました。
詳しいことは書きませんが、子供達、保護者のみなさん、そして校長先生。僕をとりまくたくさんの人々に感謝の気持ちでいっぱいです。
Nコンまであと5日を残すのみとなりました。あと5日間でどこまで伸ばせるか。自分も子供も。今が正念場です。
今は歌に命を吹き込むこと。魂を入れること。そのために考え抜いて、あらゆる手を尽くすのみです。がんばっている子ども達のためにも。
どこまで自分を信じられるか。まだまだ殻を破っていく必要があります。自分への挑戦です。
夢を実現させてあげたいです。
2010年7月30日
卒団生がきてくれました
今日の合唱練習には、卒団生二人が応援に来てくれました。
大きくなった2人。去年合唱団設立の年には、大活躍してくれた二人です。
この二人が来てくれたおかげで、今日も充実した練習になりました。
先輩に歌声を聞いてもらおう。二人に向かって歌います。そして、先輩が講評。
「笑顔の人が少ない」
「まだ表情が硬い」
「指揮者の方をみてない人がいる。」
「手が動いている人がいる。」
厳しい講評が続きます。
素直に聞く子供達。先輩の目は的確です。
しかし、休憩の時には、先輩二人に甘える子供達。とてもいい風景です。
この二人に「中学生に向けて、小学生で身に着けておいたほうがいいことは、何?」と聞いてみました。すると、次の二つを言いました。
「はい!という返事と挨拶。これやらないと部活ではゴツーンだよ」
そして、合唱団活動は中学校へ行っても役に立つってことを言ってくれました。うれしかったです。
先輩が後輩を教える。合唱団設立2年目だからできること。少しずつうちの合唱団にも歴史ができてきました。
うれしい一日でした。来てくれた2人、本当にありがとう。
2010年7月29日
個人レッスン
今日の合唱練習は、町の行事で欠席する子が多かったので、思い切って個人レッスンの日にしてみました。曲の最も山場の部分を一人一人の声を聞き、テストするというものです。
これ、手間と時間がかかりますが、なかなかいいと思いました。
一人一人聞くと、今まで気づかなかった音程の違いとか、発声法を個別に指導できます。浅い声の子は深くするように。お腹から声を出していない子は、お腹を押さえながら歌わせたり。一人一人対応の違いはありますが、少しずつ声に変化が現れます。そして最後に歌った時は、テストした部分が、わずかですがボリュームが出てきて、きれいなハーモニーに変わりました。
今までは全体での指導が中心だったのですが、個の指導をやってみて、その必要感を強くかんじました。
授業でも全体指導プラス個の指導が大切です。合唱も同じなんですね。他の先生方は、どのようにやってるんだろう。
日々、微妙な変化に喜びを感じ、練習を積み重ねています。Nコンまで、あと8日となりました
2010年7月27日
細心の意識の集積が・・・
今日の合唱練習は、久々に一人で行う練習でした。しかも曲の山場の練習です。もっともハードなところ。しかし、子供達よくがんばりました。
音量を上げると、高音の声が上ずってしまいます。原因はお腹から声を出してないせいです。次の二つの指導で、その上ずりも解決しました。
1.足を曲げ、しこを踏むような姿で歌う。
2.声の方向を斜め下に向ける。
こうすることで、お腹に力が入るようです。
しかし、油断すると声がまた上ずっていきます。フレーズごとに意識して歌わないといけません。 本当に合唱って、ただ歌っていてはだめだってことがわかりました。
意識するところはきちんとする。そしてそれが自然とできるようになるまで繰り返す。
今、部分部分の練習では、うまくいくようになりました。しかし曲全体を通してやると、できなくなってしまうところが数多くあります。
いかに意識して歌うか。
こんなことを考えていると、浅田真央選手のことを連想します。細心の意識の集積が、あの華麗な演技になるのでしょうね。
合唱も同じです。繰り返し繰り返し、それが自然になるまで、技術と心が。
一生懸命、練習する子供達、よくついてきてくれます。いい子供達です。
2010年7月25日
当たり前は当たり前?
昨日は合唱練習お休みでした。子ども達の行事があったからです。
お休みを一日挟んだ今日の練習。落ちていました。
合唱練習に関しては、お休みを入れると、落ちてしまうように思います。
今日は、午後練、校長先生がいない中、一人でがんばりました。
しかし、考えると、他の合唱団は、たいがい一人で指導してるんですよね。改めて考えてみると、恵まれています。
日曜日だというのに、子供達、当たり前のように練習に来てくれました。考えると、ありがたいことです。
また、明日は、地域のお年寄りを対象にコンサートがあります。その司会に10人以上の子供達が立候補してくれました。これもありがたいことです。
当たり前のように思っていることが、実は当たり前ではないんですよね。こうやって冷静に考えてみると、そんなことが見えてきます。
すばらしい子供達です。
2010年7月24日
やるか、やらないかですよ、人生は
今日は自分で言うのも何ですが、とってもがんばった一日でした。
合唱団についてのマル秘作戦を立てていたのです。
やるか、やらないかですよ、人生は。
やればそれだけのものが返ってくるし、やらなければそのままですよ。桑田 真澄
合唱に関しては素人の僕。しかし、今年はかけています。素人であろうがなんであろうが、情熱だけは負けていません。
やるか、やらないか、それだけです。
自分がどこまでやれるか。やれるとおもったら、やれる。そう信じて、前進あるのみです。
あきらめそうになる自分に負けず、やるだけです。
2010年7月22日
与えられた条件のもとで最善を尽くす
私が知っている成功者は、すべて自分に与えられた条件のもとで最善を尽くした人々であり、来年になれば何とかなるだろうなどと、手をこまねいてはいなかった。エドワード・W・ホー
理想的な状態というのは、待っていても来ないものです。条件が満たないからやらない、というのではなく。この名言のように「自分に与えられた条件」のもとでやることが大切だと思います。
ないものねだりをして、不平不満をいうのではなく、今自分に与えられた条件に感謝し、そして良さを生かしていく。そこからスタートするのだと思います。
目の前の条件を生かすも殺すも自分。まずは感謝していきたいです。
考えると、今の僕はとっても恵まれています。
合唱指導に関して言えば、涙が出そうになるくらい恵まれています。
校長先生がサポートしてくださいます。
合唱を教えてくださるすばらしい方がいます。
暖かい保護者の応援があります。
やる気のあるすばらしい子供達がいます。
ご苦労様って言ってくださる先生方がいます。
うれしくって、うれしくって、天にも昇る気分になります。
今の状態で不平不満を言おうと思うと山ほどあります。
逆に今の状態で感謝の種を見つけようと思うと、山ほどあります。
結局は、自分に与えられた条件に感謝し、最善を尽くすことができるかどうかです。
自分自身の物の見方で、決まってくる部分が大きいように思います。
今年も熱い夏です。与えられた条件に感謝し、熱く輝きます。
2010年7月21日
たくさんの人にお世話になりました
今日は、家庭訪問をしました。合唱練習があるため、家庭訪問ができる日は限られています。そんな時、頼りになるのが、子供達。
「知っている友達のお家、教えてくれない?」
そう合唱団の子供達にお願いすると、どんどん教えてくれました。
結局、今日は、20軒ものお家をまわることができました。
子供達に心から感謝です。
合唱団のユニフォームも届きました。黄色い生地に合唱団のトレードマークを入れてあります。合唱団の保護者の方がそういうお仕事をされており、格安で作ってくださいました。今年はこれを着て、コンクールに挑戦です。
更に、合唱団関係でちょっぴり困った問題もあったのですが、ある保護者の方に相談すると、その方の善意で無事解決しそうな感じです。
こうやって一日を振り返ると、たくさんの人にお世話になっているなあと思います。本当にありがたいです。
夏休みに入ったというのに、本当に忙しい一日でした。嘆きや不平の言葉も出ました。
しかしこうやって振り返ることで、たくさんの人の情が見えました。そして、感謝の気持ちがわいてきました。
暖かい人たちに囲まれ、幸せです。心から感謝です。
2010年7月20日
広がるきれいな歌声
今年は、合唱団活動だけでなく、「美しい歌声を全校に広げる」という試みをやっています。
毎朝歌う「今月の歌」というのがあります。その歌の担当学年を決め、「全校集会では、その学年がみんなの前で歌う」ということを、始めてみました。
今日は、1学期終業式。わが4年生が全校の前で歌いました。実は、全校の前で歌うという試みは、今回が初めてです。(6学年ですから、全校での発表は、六ヶ月分。今までは、合唱団がリードしていたんです。)
歌った歌は、「歌のにじ」。4年生の教科書の歌です。リコーダーの部分を「ウ〜ウ〜」とハミングさせ、2部で歌うことにしました。
一題目は、4年生だけの歌声。二題目は、全校の歌声に4年生がハミングして合わせています。
地声が主流だったわが学校も、少しずつですが、きれいな歌声が広がってきています。
2010年7月17日
熱い戦いが始まりました
今日は午前中、合唱練習。今度の終業式の校内発表に向けての練習です。この日、学校は改築工事のため学校中が停電。それでも体育館が使えるので、練習をしました。
工事関係の方が、「今日も練習ですか?」の質問に対し、
「はい、うちは全国を目指してますので」と答えると
「ほ・・本当ですか?」
そんなやり取りの中、暑い(熱い)3時間練習をしました。
今年の課題曲「いのちのいっちょうめ」は、歌いこめば歌いこむほど、難しさを実感します。いろいろと書こうと思ったのですが、ライバル校のこんな情報が入ってきました。
「先生、○○小学校は土日もお弁当持って来て、練習するんだって」
お〜〜。すごい。
「先生、うちは情報出しすぎよ。」
うちの活動内容は、ライバル校にばればれです。
熱い戦いが始まりました。
今年は出場校も多くなり、激戦です。しかし、要は聞いている人がググッとくるような歌を歌えればいいわけです。
子供達と共に、感動の歌声を作ります。
2010年7月10日
長所伸展法的指導でやりたい
コンクールの練習に入ってから、「子供のできてない部分をみつけては、修正。」の繰り返しで、もっといい指導法はないものだろうかと考えていました。何かあら探しをして、欠点ばかりをみつけているようで後味が悪いのです。でも、正しい音程やきれいな声はコンクールには必要な指導です。
でも、今日、ある指導を見て、ひとつ突破点が見えました。それは、良い子を見つけ、ほめて広げていくという方法です。ほめられた子は、ヒーローになります。そしてそれがまわりに自然と広がっていきます。
考えると、昨年度低学年の授業では、そんな意識でやっていました。できない子ばかり注意していると、一日中、注意注意の一日になってしまうからです。
合唱指導も、同じかもしれません。指導することはポイントを絞って教える。注意深く見渡し、よい子をみつけほめ、広げる。そうすると楽しい指導になるだろうなあ。
指導には、二つの方法があります。それは欠点是正法と長所伸展法。
経営コンサルタントの船井幸雄さんの本「本物」になるクセづけには、長所伸展法の方が、店の売り上げも伸びると書いてありました。
ソアーベ児童合唱団の坪口先生もほめる指導で、すばらしい歌声をつくっておられます。
コンクールといえど、長所伸展法的なやり方で、楽しく合唱指導ができないかと思っています。それが自分も子供も楽しめる方法だと思うし、自分のよさを伸ばすことができます。
そのためには、徹底的な楽譜の分析と観察力が必要になってくるんだろうな。しかしそれが自分を伸ばす方法につながっていきます。
長所伸展法的な指導を意識してやってみます。
2010年7月8日
どんな人の中にも、野獣、悪魔、蛮人といったものが潜んでいる
『どんな人の中にも、野獣、悪魔、蛮人といったものが潜んでいる』ノーベル
人は時として、残酷なことをしてしまうものです。無意識のうちにやってしまう場合もあります。知らないでやってしまうこともあります。しかし、あとから考えると、とてもひどいことだと気づきます。そんなことが、子供同士の中でも時には起きます。
『世の中には、善人とか悪人とかが、あるわけではおそらくあるまい。ただ、場合によっては、善人になったり、悪人になったりするだけである』 レニエ
こういう意識を持っていれば、たとえ子供が、ひどいことをしたとしても、感情的にならずにすみます。人の中には、善の部分もあれば悪の部分もあるのです。
考えると自分の中にもあります。
人は善人になることもあれば、悪人になることもあるのです。
だから、次の言葉が大切になってきます。
『否定的な考えが浮かんできたら、それを愛と善意の考えに置き換えなさい』 J・マーフィー
否定的なことを、善意の考えに置き換えてしまえばいいのです。すると、自分の中の善の部分が、子供達を許していきます。暖かい指導ができます。
子供の中には善と悪の部分があります。と同時に自分の中にも善と悪の部分があります。そのすべてが、子供達であり、自分であるのです。
自分の中の悪の部分も認め、そして愛していきましょう。すると、自分にやさしくなれます。そして同時に、悪いことをしてしまった子供達をもやさしく包み込むことができるような気がします。
2010年7月6日
ネバーネバーネバーギブアップ
今日は、ショックなことがありました。
うちのクラスの合唱団の何人かが、「校長先生が指導だったらいいのに・・・」
ということを言ったのです。
「が〜〜ん」
すごいショックでした。
校長先生は合唱指導の大家。その大家に指導してもらえればいいに決まっています。しかし、今は、ずうずうしくも僕が校長先生の前で、指導をさせていただいています。
努力もしています。朝5時ごろから、今日の練習プランを毎日考えています。また休日返上で講習会へ行ったり、課題曲・自由曲は常に聞いています。また講習会の音声を毎日のように聞きながら走っています。
しかし、足りないものがあります。それは音楽的バックボーンとなる専門的知識。音楽的センス。
かなりショックでした。校長先生に全部ご指導をお任せしようかとも考えました。僕はサブにまわる。
校長先生にその旨をお話ししました。すると、こうおっしゃいました。
「先生には、先生にしかできないことをやってもらっている。それは、子供達を前向きに歌わせること。それはわたしにはできないこと。」
何か安心しました。自分にしかできないこともあるのだということがわかって、ほっとしました。
しかし今は自分の力量のなさを悔しく思います。
合唱の世界。深く知ればするほど、深く広い世界が見えてきます。その中から、目には見えない何かをつかまなければならないのです。コンクールへの挑戦には、そのような何かが必要な気がします。どうやったら手にはいるのでしょうか?それはわかりません。
しかし、絶対あきらめません。ネバーネバーネバーギブアップです。
あきらめたときが、そこで失敗。
また、自分だけが持つ強みも絶対あるはずです。バックボーンがないからこそ生まれる独特な何かが。
夏休みの練習には、まとまった時間を校長先生にお願いすることにしました。そこから、何かを必ずつかんでいきます。
そして、おこがましいですが、僕の世界と校長先生の世界を融合させたうちならではのすごい世界を作っていきます。
今は、勉強あるのみです。絶対にあきらめません。
2010年7月5日
第三の声
今日教えたのは、昨日教わった第三の声。鼻穴共鳴のやり方。
「なにやってのよ!!」と怒っているおばさんの所に突然電話がかかってきました。そして「もしもし」と言う。地声のあとの「もしもし」が鼻穴に響きます。これは、高音にいいそうです。
あと、ダイヤを指10本はめたようなお金もちのおばさまのセリフ
「お小遣いをあげるわよ。お〜ほっほっほっ」
低く笑うのがコツです。これは低音で鼻穴を響かす練習です。
これをやりながら歌うと、少し歌にボリュームが出た感じがします。
昨日の講習会では3つの声があるといいます。
一つ目の声は、話す声(地声)
二つ目の声は、歌う声(裏声)
三つ目の声が、この鼻穴共鳴。鼻の奥の空間を響かせる発声です。
昨日の講習では、それを楽しくマスターする方法を教わりました。
いつも書く一言日記では、「音楽の時間がたのしかったです。」がとても多かったです。
うちのクラスや合唱団でも、マスターさせたい声です。
2010年7月4日
波乱万丈の歌唱指導法実技研修会
今日は、愛知県で行われた歌唱指導法実技研修会へ行ってきました。
たった今(午後9時)帰ったところです。
それがもう、ハプニングの続出でした。
会場は「桜花学園高校・チェリープラザ」となってました。パソコンで検索をかけると、チェリープラザは、桜花学園大学 名古屋キャンパスにありました。そこで、そちらの方に行きました。
9時30分の研修会開始時間にばっちり間に合いました。そしてたしかにチェリープラザはありました。
しかし、誰一人いないのです。門のところの守衛さんに聞いてみると、「そんな講習会の話は聞いてない」とのこと。 そこで、会の主催者に電話で聞いてました。すると、会場は「桜花学園高校のチェリープラザ」とのこと。パソコンには出てきませんでしたが、高校の方にも「チェリープラザ」というホールがあったのです。
「場所はどこですか?」と聞くと、地下鉄「あらはた駅」で降りればいいとのこと。
守衛さんに聞いてみると、いろいろと調べてくださいましたが「よくわからない」とのこと。そこで、車で行くのをあきらめ、電車を使っていくことにしました。
近くの駅で、「あらはた駅」への行き方を聞くと、地元の人がとっても親切に教えてくださいました。
電車を何度かのりついで、地下鉄へ。そして無事「新端駅」についたのが、10時30分。改札口で駅員さんに「桜花学園高校へはどういったらいいのですか?」と聞くと、「えええ???」という反応。「ここは新端駅(あらはたえき)ですよね。」と聞くと
「いえ、新端駅(あらまたえき)と言います。」
「えええ!!!じゃ、あらはた駅って別にあるんですか?」
「そう、荒畑駅って言うのがあります。」
思い込みって、おそろしいです。全然別の駅に来ていたのです。
そこで、荒畑駅へのルートを教えてもらいました。
急いで地下鉄をいくつか乗り換え、着いたのが11時。
会場が見えたとき、本当に感動しました。
(夢の会場!輝いて見えました)
そして更に、玄関に人がいるではありませんか。僕を待っててくださった人がいたのです。会の関係者で教科書会社の方でした。またまた感動しました。
会場に着いた時、残された講習は一時間でしたが、とっても満足のいく講習でした。
講師の武田雅博先生のユーモアあふれる指導。課題曲に対する解釈。そして鼻腔共鳴を意識した発声指導。そして愛知県の子ども達のすばらしい歌声。本当にわくわくした時間でした。(前半の講習が聞けなかったのが、残念でたまりません・・・・)
あまりにおもしろかったので、ついでに、予定になかった午後の中学生への指導も見ることにしました。
これがまた、すばらしい声。中学生となると声の響きが違います。武田先生の指導もよかったけど、中学生の歌う課題曲「アイ・ラヴ」に聞きほれました。
余韻覚めやらず、良い気分で帰途につきました。
だがしかし、最後の最後にハプニング。なんと帰り、高速道路が一部霧のため通行止め。下道をのろのろと通り、今の時間に着いたと言う訳です。
いろいろあったけど、愛知県の方々の情にふれることができました。また、地下鉄や電車を何度も乗り継ぎ、小旅行できました。
更に、車の中で、何度も今日の講習の録音を聞いたり、課題曲の階名唱の練習をしたりとそれなりに充実した時間ではありました。
無事に帰れたことに感謝します。波乱万丈の冒険旅行となりました。
関係者の皆さん、ありがとうございました。では、おやすみなさい。
2010年7月3日
いまだかつてないテストで、新しいステージへ!
今日は、合唱団でいまだかつてやったことのないテストをやりました。それは、外での歌のテスト。ある先生から、「子供を玄関に立たせ、運動場の端っこに先生が立ち、そこに歌声がとどくかどうかというテストをしてる」って話を聞きました。
「それはすごいテストだ!!うちもやろう」ってことで、今日実施したわけです。
しかし、今日は朝からのザーザー降り。どうしようかと迷いました。しかし「子供達を渡り廊下に立たせ、窓から歌わせよう」という校長先生のアイデアで予定通り実施することにしました。これなら、子どもたち、雨にぬれることはありません。僕と校長先生が、校門の当たりに行き、車で雨をしのぎながら、子ども達の歌声を聞きました。
今日は大雨。しかも耐震工事中ですので、ガガガガという工事の音も響きます。校門そばの道路では、車がガンガン通ります。そんな悪条件の中でのテストです。
しかしなんと、すばらしく聞こえる声があるではありませんか。数人の子供達ですが、こんな条件でも、発声を身につけた子の声は、よく飛んでくるんですね。
しかし、聞こえない子もたくさんいます。高音だけが聞こえる子もいます。一人一人の声のレベルがよくわかりました。
6年生からスタートし、3年生のジュニアまで、全員歌うことができました。すばらしい!!こんなすごいテストで全員が声を出し歌いました。音楽室に戻り、みんなで拍手をしました。
さて、こんどは階名唱なるもののテストをしました。
階名唱というのは、歌を階名(ドレミファソラシド)で歌うことを言います。これをすることで、音程がとても正しくなります。全国レベルを目指す学校では必ずやっているトレーニングです。
カードを作りました。
課題曲をHのステージにわけ、第@ステージから挑戦し、合格したらハンコを押してもらえます。ゲーム感覚でクリアしてもらおうと考えたのです。
しかし、楽譜は見てはいけません。音の正しさもチェックします。
子供達にはけっこうきびしいテストです。
歌声を一人一人聞きました。すると、これがいい。一人一人の声の特徴がよくわかります。また、音程のくるいもわかります。そこをアドバイスしながら聞きます。一人一人、個別のレッスンにもなります。
お〜〜、これは今までにない練習法です。
全体指導+個別の指導で、ぐんぐん伸ばせそうです。
中には、第Aステージまで楽々クリアした子もいます。逆に、難しくて、半べそをかいている子もいます。気持ちはわかります。僕も、とっても苦手な分野ですから。
階名唱、ぼくも練習しています。音程に意識が行き、階名と音の高さがつながっていくようです。また新しい世界が見えそうです。
助け合って、乗り越えて欲しいです。得意な仲間が支えて伸びていって欲しいです。
そして、僕も一緒に伸びていきます。
2010-07-02
おもしろいです!発声テクニック
今年の合唱練習、かなり本格的です。難しい曲に挑戦しているせいか、今まで知らなかった発声テクニック?を日々学んでいます。
いずれも、きれいにかっこよく言葉を発声するためのものですが、ぼくはおもしろくってしょうがありません。
以下、学んだことを書いてみます。
・マ行・ナ行の言葉の前には「ん」をつけて発声する。…なんとなくかっこいい感じなります
・最後がウーの音の時は、オーの口形で発声する。…この方がきれいに響きます。
・サ行は、思いっきり舌を歯の間に挟んで音を出す。…言葉がつやっぽく、感情がこもっがように聞こえます。
・「が・ぎ・ぐ・げ・ご」の鼻濁音の前には「ん」をつける。
・「や・ゆ・よ」の前には、イをつける。
なぜそうしたらいいのかわからないものもありますが、たしかにこんな風に発声をさせることで、より言葉が生き生きしてきます。
また、今日教わったのは、ア行の時は、のどを一度閉め、ためを作ってから発声するとはっきりした出だしになるということ。リコーダーのタンギングと同じ原理だそうです。今年の課題曲の出だしは「あたらしいクラスで〜」と始まりますから、出だしがはっきりしてないといけません。必要なテクニックです。
これらのテクニック、今まで知りませんでした。知っているのと知らないのとでは大きな違いです。
まず言葉からイメージを考えさせることが大切ですが、このようなテクニックを教えることで、よりイメージに近い歌い方になるような気がします。
音楽が専門の校長先生や講師の先生から日々学ぶことができます。幸せです。
教えるたびに、歌声が変わっていきます。学んだことを即実践でき、その変化も楽しめる。合唱って、本当におもしろいです。
2010-06-27
割れた腹筋を作るには・・・
響きのある声を出すためには、口の形や姿勢が大事だってことがわかったけど、最も大切な部分があることがわかりました。
それは、腹筋。お腹から声を出さないと、どんなに口の形が良くても、姿勢が良くても、響きのある声にはならないのです。お腹から噴水のように頭のてっぺんに噴き出すような息。このような息を作り出すために、本格的な合唱団では腹筋をやってるんですね。
今年から、合唱団の練習は朝練。そしてその後、クラスでも歌います。毎日、めいっぱい手本を示しながら歌っていたら、僕の体型が変化してきました。
それは、腹筋。みごとに割れてきたのです。明らかにお腹の脂肪が取れています。
さらに体組成計で分析すると、体幹部の筋肉量が増えてきています。合唱って、すごくハードなスポーツのようです。
また、合唱って、背筋を伸ばしたモデルのような姿勢で歌います。ですから普段もそんなことを意識していたら、姿勢もよくなりました。
ちなみに僕の家の体組成計は、年齢も出るのですが、今日、なんと27歳という表示が出ました。新記録です。合唱って、若返りの効果もあるんですね。
割れた腹筋をつくるには、合唱です(笑)
ますます合唱にはまっています。
2010-06-25
プラズマボール続編
音楽室にプラズマボールを設置して以来、毎朝、一人一人発声テストをしています。
ジュニア(3年生)が一番前の列。
2番目の列が4年生。その後ろが5年生。最後列が6年生という並びになっています。
学年が上になればなるほど、プラズマボールから遠くに離れ、ハンデが大きくなります。
今日は、ジュニアが一人、5年生が一人。6年生が一人光りました。
光るたびに大きな拍手、ヒーローのようです。
さて、今日のお昼休み、音楽室にいると、ぞろぞろと6年生がやってきました。「何しにきたの?」って聞くと、「自主練」と答えます。
どうやらプラズマボールに向かって、発声練習に来たようです。
その後、音楽室で「ア〜〜〜〜」といういくつもの発声が響きわたりました。
このプラズマボール、他の学年の音楽の授業でも活躍しているようです。
2年生の先生に、こう言われました。
「先生、あの光るボールのおかげで、今日はみんな大きな声で歌えました。」
休み時間の廊下では、時々いろんな所で「ア〜〜」という声が聞こえます。
プラズマボールのおかげか、発声、少しずつブームになってきました。
2010年6月18日(金)
「朝練でのドラマ」
今日の合唱団の朝練の時、合唱団ジュニア(3年生以下)の子ども達の「おはようございます」って笑顔の挨拶。元気が出ます。合唱団の子ども達のあいさつ、だいぶよくなってきました。あいさつは基本って言うけど、明るいあいさつは、とても人を気持ちよくさせます。
3年生、眠いだろうに朝早くから元気な挨拶。うれしいなあ。おうちの人、毎日朝早くおこし送り出すのは大変なことでしょう。感謝の気持ちがわいてきます。
ふと廊下に目をやると、足をケンケンさせてやってくる子がいるではありませんか。足を捻挫し、片足に包帯をぐるぐる巻いて、それでも朝練にやってきたのです。「おはよう」って明るくあいさつするのを見て、体が熱くなりました。こんな体で朝練に来てくれるなんて…。またまた感謝の気持ちがわいてきました。
そして、練習開始。今日は新入団員の子がいます。晴れやかな顔で、「よろしくお願いします」って挨拶。この子は、4月からずっと「合唱団に入りたい」って言い続けていました。でも、たくさんの習い事があって、なかなかお許しが出ませんでした。
一昨日涙を流しながら「合唱団に入りたい」ってお家の人にお願いしました。そしてとうとうお許しがでました。その時、その子の口から「ありがとう」って言葉が出てきたそうです。その言葉がとっても胸に響いたってお母さんがおっしゃっていました。
その子の練習スタートの日。晴れやかなその子の顔を見ていると、またまた胸が熱くなってきました。
一人一人、いろんなドラマがあって、練習に来ているのでしょうね。そんな一人一人思いを大切にし、日々の練習を積み重ねていきたいと改めて思いました。
本当にすばらしい子供達と出会いました。すばらしい保護者の皆さんと出会いました。ただひたすら感謝です。
2010年6月7日(月)
「コンクールに向けての本格練習、スタート」
今日から合唱団の朝練メニューを変えました。
コンクールに向けての本格練習です。
「金を取りたい人?」と確認しました。すると全員が手を上げます。
「今日から全国を意識した練習をするよ」と宣言。「少し厳しくなるけど、いやだったら言ってくださいね。」そうやって練習に入りました。
自由曲は「わたしが呼吸するとき」とても難しい曲です。
高音・中音・低音、それぞれパートリーダーを発表しました。
いずれも6年生です。そのパートリーダーの元、パート練習をします。
パート練習は5分。
パソコンの繰り返しの演奏に合わせ、三つのパートがそれぞれ輪になって歌います。
短い部分ですから、5分といえど、何度も繰り返すことができます。
リーダーは、音を聞きチェックします。
僕と校長先生も、その輪に入りながら、音をチェックしたり、味をつけたりします。
その後、合わせ練習です。
まずは音読。その部分をきれいな声で音読します。言葉を大切にするためです。
そしていよいよ歌います。その部分がしっかりと表現できるまで、繰り返し練習です。
今日は、高音の響きが出ること。そのために、中腰になって歌わせました。
更に、言葉がしっかりと伝わるよう注文。たとえば「へいわ」という言葉が「へ・いわ」に聞こえた所は修正。
がんばりすぎないこと。(がんばりすぎると声が上ずる)
チェロを弾くように、きれいに歌うこと。
でもお腹と下半身に力を入れること。
子ども達の声はどんどん良くなっていきました。
月曜日の朝だというのに、いい感じです。
あとで、校長先生に、「この練習、とってもいい」ってほめていただきました。
めあてがしっかり見えると、指導もノリノリになります。
今、練習の時の歌声を何度も聞いています。すると今日の問題点が見えてきました。
めあてを持ち実践、そして修正し良くしていく。その繰り返しのスタートです。
少しずつ少しずつ、毎日めあてを持って、感動的な歌を作り上げていきたいです。
2010年6月6日(日)
「合唱指導、新段階に」
いよいよ明日から、合唱団の指導、新段階に入ります。コンクールを意識した指導をしていきます。今年は真剣に全国を意識しています。今まで全国レベルの先生方の指導を学び、真似し実践してきました。
そして、明日からは、コンクールで歌う歌を通して、子供達を伸ばしていきます。パートわけをし、毎日部分部分で指導を積み重ね、今月中に一度完成を目指します。
課題曲に関しては、大阪でのNHK講習会の音声を毎日繰り返し聞き、指導のポイントをみつけていくつもりです。
また、自由曲に関しては、トップレベルの先生の指導ビデオを研究して、指導のポイントをつかんでいきます。
これからは毎日が真剣勝負です。
曲の部分ごとに指導のポイントを明確にし、それを実践していきます。そしてそれを録音し、聞き返すことで、効果を確認していきます。
コンクールへの挑戦。こうやって意識した指導を積み重ねることにより、子ども達の力を確実に伸ばしていきたいです。そして、自分自身の成長も期待しています。
合唱指導、奥が深いです。その奥深さがおもしろく、それを勉強することで、いろんな意味で成長できます。きっとこれは、他の部分でも応用がきくものだと思います。大きな意味で、自分自身や子ども達の生きる力につながっていくような気がします。
みんなで成長していきたいです。
2010年6月4日(金)
「知らない間に伸びた子供達」
水曜日から合宿のため、6年生はいません。合唱団の練習も5年生以下の子供達を指導しています。
人数が少なくてガラガラです。しかし、なかなかいいのです。
何がって?
子ども達の歌声が予想以上によくなっているのです。6年生がいると気がつかないのですが、みんなかなり伸びてきています。特に5年生の伸びがすばらしいです。
今日は6年生抜きで「ふるさと」の三部合唱に挑戦しました。すると、みごとにハモっているではありませんか。2,3年生のジュニアもつられません。やるもんです。
ただ、響きがもう少し欲しいところ。そこで、今日はこんな練習をしました。
手をつながせ、響かせたいところで手をギュッと握る。
そうすると、お腹に力が入り、響きが大きくなるのです。
膝を曲げさせ、中腰になって歌う。
そうすると、更に響きが増しました。
いずれも、合唱指導のすごい先生から学んだことです。ポイントはお腹に力を入れること。
合唱って、下半身やお腹が命です。立ってやるスポーツなのです。
知らない間に伸びていた子供達。うれしく思いました。
まだまだ伸びていくでしょう。楽しみです。
2010年5月13日(木)
「自分の気持ちをちょっと変えるだけで…」
練習のつらさを誰が決めるのかといったら、監督じゃない、コーチでもない。自分が決めるんだよ。ということは、自分の気持ちをちょっと変えるだけで、がんばれるんだ。【山口良治/伏見工業高校ラグビー部総監督】『気づかせて動かす』
合唱団の練習にも言える事です。気持ちをちょっと変えることで、つらい練習が楽しい練習に変わります。それは、指導者の方法による部分があるでしょう。しかし、子供達の気持ちの部分も関係していると思います。
今の練習が大きな夢につながっている。一つ一つの練習が自分の成長につながっている。たくさんの人に喜びを与える世界につながっている。そんな意識になれば、今の練習が違う意味を持ち、輝きだします。 これは、他のいろんなことに言えるでしょう。日々の勉強に。掃除に。生活に。そして、私たち教師自身の仕事に。
幸せに生きるには、気持ちの方向。意識の持ち方が大切なような気がします。
そういう意識に気持ちを向かせるのが指導者の大切な役割だと思います。しかしその方向に意識を向けるのは、子供達自身。自分で気づくタイミングというのも必要でしょう。
成長には準備が必要である。いつ機会が訪れるかは予測できない。準備しておかなければならない。準備ができていなければ、機会は去り、他所へ行く。【ドラッカー/経営学者】
気づかせるためにもうひとつ大切なのが、タイミング。気が抜けているときに何を言っても効果はない。(中略)ただ、そういうタイミングは、指導書やマニュアルを見ても書いていない。 仮に書いてあったとしても、それはしょせん活字なんだよ。【山口良治/伏見工業高校ラグビー部総監督】(『気づかせて動かす』より)
そう、子供達を良く見ることが大切なのでしょう。準備をしつつ、子供達の様子をみながら、指導を積み重ねていくことが、子供達の成長と自分自身の成長につながっていくのでしょう。
合唱団に来てくれた子供達を大切に見て、成長のタイミングを見逃さないようにしていきたいです。
2010年5月7日(金)
「合唱団の朝練2日目」
今日は合唱団の朝練2日目。ほとんどの子供達が時間に間に合っています。
子供達えらい。そして保護者の皆さんに感謝です。
今日から、2次募集の新団員とジュニアが参加したため、音楽室は狭いくらい。とてもにぎやかです。
新団員の子供達、目を白黒させたながらも、よくがんばっていました。
朝練のメニュー、だいたいきまりつつあります。
とにかく限られた時間の中で、時間を効率よく使い楽しく力をつけていくため、練習用DVDを作りました。僕の得意技をいかしたわけです。
DVDにすると、練習メニューの時間は自動的に決まります。子供達につけたい力をそのDVDにつめこみました。そして、それを毎日継続するのです。継続は力なりです。
そのDVDに登場してい方々が、超豪華メンバー。Nコン全国大会出場常連校、トップレベルの合唱指導の先生方の練習方法をテロップ入りでコンパクトにまとめたのです。子供達は、それを見ながら、練習します。
まずは、楽しく歌を歌いながら、腹筋!!その後、ほっぺにたこ焼きをつくり、たこ焼き体操。次にオエッ体操。更に割り箸を挟んだ早口言葉、最後に「ゆかいにあるけばの歌」を歌いながら、口指4本歯4本をチェックする。
読んでいる方は、何の意味かわかりませんね。ごめんなさい。でも、言える事は、子供達は、超一流の先生方の練習方法を毎日積み重ねていくのです。それが約7分。
その後、校長先生の指導。これがまたすごい。三部のハーモニー練習です。
この練習を毎日繰り返すことで、三部がきれいに出せるようになってきました。明日の練習では、校長先生の指導をビデオに撮り、自分も勉強します。いつか特集しますね。
最後は、今年の課題曲「いのちのいっちょうめ」の音を少しずつとるという練習。今は高音がだいたいとれるようになってきたので、NHK児童合唱団の映像をみながら、一緒に歌っています。
朝練をすると、なんだか頭がすっきりします。子供達がんばっています。
一流の先生方の力を借りながら、日々積み重ねていきたいです。
PS.またまた入団希望の子供達が来ました。なんと6名。その中には、5年生が二人。4年生が一人(男子)。そして三年生が3人です。みんな歌のうまい子ばかり。これで総勢45名となりました。なんだかすごいです。うれしくてしょうがありません。
2010年5月6日(木)
「すごくうれしい一日」
今日はすごくうれしいことがありました。
なんと、合唱団の2次募集と合唱団ジュニアに、何人もの子供達が応募してくれたのです。
6年生が4人。5年生が1人。4年生が1人。そして3年生のジュニアが7人。合計13人もの団員が増えたことになります。
現在、合唱団ジュニアも含めると合計39人の部員となりました。そして、更に何人か入りそうな雰囲気です。
今日は、団員入部希望の子が来るたび、うれしくってしょうがなく、笑顔と目じりのさがりっぱなしの一日でした。
全国放送を見てくれたおかげでしょうか。
とても素敵にまとめてくださった番組制作者の皆さんに深く感謝です。
そして入ってくれた子供達に感謝です。
入れてくださった保護者の皆さんに感謝です。
そして最初から合唱団に入ってくれた子供達と入れてくださった保護者の皆さんに深く深く感謝です。
今日はお昼の放送で、番組のダイジェスト版を流し、最後の募集をかけました。番組最後にこんなテロップをつけました。
「合唱団は今年もNコンに挑戦します。一緒に熱い思い出を残しませんか。合唱団員募集中」
明日が締め切りです。さて、何人来るでしょう。
こういう時は、謙虚にしていきたいです。そして、期待して入ってくれた子供達をうらぎらないような練習と力をつけてあげたいです。
感謝の一日でした。
2010年4月29日(木)
「苗代小学校合唱団が全国放送されました」
楽しみにしていたNHKの放送「Nコン2010 スペシャル 合唱のちから」が、今日放映されました。
昨年度3日間かけて取材された合唱団と僕。
録画し、何度も見ました。
さすがNHK。本当にうまくまとめてありました。
何度も見ては、そのたびに涙しました。
子供達の表情がとてもいいのです。本当にいい顔してました。
そして司会の方も涙してました。
うれしかったなあ。
校長先生をはじめ、たくさんの子供達や保護者の方々にささえられてきたんだなあと改めて思いました。ただただ、感謝です。
たくさんの人から、お電話やメールをいただきました。ありがとうございます。(ソアーベの女先生からもお電話がありました。ありがとうございます)いただいたメールは仮名にてアップしました。
人生、こんなこともあるんですね。
僕の人生の中で忘れられない一日でした。
PS.再放送があります。5月5日午後4時5分〜4時45(総合)分です。見逃した方は、どうぞご覧ください。(うちの合唱団、アンジェラさんや大塚愛さんと共演したことになるんですね。すごい!!)
2010年4月7日(水)
「苗代小学校合唱団が全国放送に出ます!」
NHKのディレクターさんから連絡が来ました!
放送日、4月29日(木・祝) NHK総合 あさ8:20〜9:00
「合唱のちから 〜NHK全国学校音楽音楽コンクール特番〜」です。
NHK総合ですので、もしも大きな事件などが起きますと、ニュースで放送時間が変わることがあるそうです。
まだ、構成を練っている段階で、、苗代小学校のエピソードは番組前半に5〜6分紹介する予定です。
これまでのJ−POPの課題曲6曲を40分で振り返るような番組になるそうです。
苗代小学校合唱団の笑顔と素敵な歌、そして僕の熱血ぶり?が紹介されるそうです。楽しみです。
2010年3月24日(水)
「特報!!苗代小学校合唱団を再結成します!!」
本日、校長先生も僕も、来年度、この苗代小学校にいられるということが正式に決まりました。そこで4月より苗代小学校合唱団を再結成します!
多分、大きく変わります。ハートの部分は変わりませんが、大きくパワーアップします。
どう変わるかは、このホームページで少しずつ発表していきます。
言える事は、今までの良い部分は大切にしながらも、みんながより大きく成長し、より大きな感動を味わえるよう、そしてよりたくさんの人たちに感動を与えられる、そんな合唱団に変身します。
どうぞお楽しみに!!
2010年3月7日(日)
「定期演奏会のDVDパッケージデザイン完成!」
今日は、朝から定期演奏会DVDのパッケージを作っていました。
今回は本格的なケースに入れるため、サイズを測り、デザインを考えました。
そして、完成したのが、これ。
本格的なケースに入れてみると、本格的なDVDに見えます。そっとレンタルビデオ屋さんに置いておいてもわからない感じです。(笑)
ケースの裏側には、合唱団員の名前とプログラムを載せました。
また、ケースの中には、合唱団への一言と卒団生の一言。そして合唱団の活動を書いたパンフを挟むことにしました。
あとは、印刷。DVDのコピー。さらにDVDへの印刷、やることはまだまだあります。
年度末のいそがしい時期ですが、みんなの笑顔が見えることは、楽しく取り組めます。子供達に渡すのが、楽しみです。
2010年3月5日(金)
「NHKの取材二日目」
今日は、NHKの取材二日目。朝から2時間、うちのクラスの授業風景が撮影されました。
自分自身、今日は、昨日に比べ、少し緊張も薄らいだ感じでした。しかし、マイクが頭上に置かれ、カメラが横や後ろ、下からなめるように追いかけてくると、ぐっと緊張感が増します。子供達も緊張しただろうなあ。1限目の音読指導を中心に撮られました。
多分、僕の合唱指導と音読指導は深くリンクしていることを感じられたのではないかと思います。
ぼくが、合唱にのめりこんだきっかけは、音読指導にあります。メロディのついた音読が合唱っていうのが、僕の感覚です。ですから、合唱指導で学んだことは、音読にも大いに生きています。合唱を追及することは、普段の授業にも生きているのです。
授業後、NHKのプロデューサーさんが、子供達にこんなことをおっしゃっていました。
「みんなしあわせだよ。」
本当にうれしい一言でした。
1限目は、とっても行儀のいいよそ行きの顔の子供達でしたが、2限目の算数あたりから、地が出てきました。僕もリラックス。普段の感じでした。しかし、その頃は、カメラも余りまわっておらず、セーフでした。カメラマンさんたち、笑顔でご覧になっていました。
カメラで撮られまくる体験。僕には1時間が限界でした。「テレビに出ている芸能人ってすごいなあ」ってつくづく痛感しました。
また、NHKさんの取材は、本当にプロのお仕事だと感じました。限られた時間の中、どんなものでも、ていねいに綿密にぎりぎりまで撮っておられます。こうやってたくさんの材料を集め、人の心を動かすようなストーリーを組み立てていくのでしょうね。
合唱が縁で、偶然、取材を受けることになりました。そして、うちの学校と合唱団の宣伝になればと、取材をお受けしました。プレッシャーもありましたが、今回、僕の人生の中で本当に貴重な体験をさせていただいたと思います。こういうチャンスを頂いたことに感謝したいと思います。
最後プロデューサーの方からこう言われました。
「全国で待っています。」
おお〜〜〜〜〜。
今度は、全国大会の取材でお会いしたいです。
いつになるかわかりませんが、全国放映です。その時は、このホームページでお知らせしますね。
2010年3月4日(木)
「NHKの取材、一日目」
今日、東京からNHKさんが取材にやってきました。10時30分ごろ。三人でお見えになりました。
3時間目は校長先生のインタビュー。そして、4限目は僕へのインタビューでした。
インタビュー。正直緊張しました。聞かれたことに対して、いかに的確に答えるか。話しているうちに自分が何を話しているのか、わかりなくなります。「ここは、カットしてください。」って何度言ったでしょう。テレビで僕よりはるかに若い浅田真央さんや石川遼さんがスラスラと答えていることを改めてすごいと思いました。
お昼休みは、合唱の練習風景の撮影です。子供達張り切って、いつもより早い時間に続々とやってきました。練習開始前というのに、みんな一生懸命練習しています。
「普段は違うんですよ。」と僕が言うと、
「では、普段どおりやってください。」とNHKさんに言われました。そこで、「普段どおりやって。」と子供達に言うと、音楽室の中でハジケルハジケル。みんな走り回っていました。
今日は、NHKさんの要望で、未来を旅するハーモニーを歌いました。
今日のめあては、この歌が後輩たちに伝わるように。そして、今日の思い出が未来に伝わるようにうたおう!そんなふうに言ってから歌い始めました。
カメラが始終、僕や子供達の方を向いています。緊張もしましたが、この歌声が未来に届いて欲しい。そんなみんなの気持ちが伝わってきました。
放課後は、音楽室の合唱団関係のポスターや賞状、楯などを撮影。その後、6年生へのインタビューしていきました。子供達、どんなことを聞かれ、どんな答えをしたんだろう。興味深々です。
とにかく緊張の撮影一日が終わりました。満足のいく映像が撮れたでしょうか。
明日は、我がクラスの撮影です。
2010年3月1日(月)
「東京からNHKが再び取材にやってくる」
東京からNHKが再度取材にやってくることが正式に決定しました。以前、定期演奏会の時にも取材に来てくれたのですが、今度は、学校の方でも取材したいというのです。
来るのは、今度の4日(木)曜日と5日(金)の二日間です。
4日は、合唱団関係の取材が中心です。普段の練習風景や校長先生、そして合唱団長へのインタビューが予定されています。
そして、5日は僕のクラスの授業を撮影する予定です。音楽専科ではなく、音楽に素人に近い学級担任が合唱団の指導をしているのが、珍しいみたいです。ですから、普段の国語と算数の授業を撮影予定です。うちのクラスの子供達、大丈夫でしょうか?興奮するだろうなあ。
とにかく、うちの合唱団やクラスの子供達が全国放映される可能性?があります。
なんだか、わくわくドキドキしております。
人生、いつどんなことがあるかわかりません。ドラマみたいです。
2010年2月20日(土)
「今日は、僕たちにとってのオリンピックです」
いよいよ今日までたどり着きました。
今日が定期演奏会。
たくさんの子供達が願っていたコンサート。
大きなステージで歌わせてあげたい。そう夢にし、思いついたこまつドームでのコンサート。わくわくしました。それが、去年の11月の頃。
しかし、ここまでの道筋にはいろんなことがありました。
団員たちの心の葛藤。生まれてくる温度差。
そして、次々と出てくる問題や細かい仕事。ちりもつもれば山となります。
更に、自分自身の問題。
ここ一週間はヘロヘロ状態でした。
よく今日までもったな、というのが正直な思いです。
支えは、子供達の歌声であり、様々な人々の支えです。
自分自身の人間力を試されることがたくさんありました。
もっと、こうして欲しいのに。もっと動いて欲しいのに。そんな思いが湧き出てきます。しかし、別の見方で見ると、ここまでやってくれている。こんなことをしてくれた、という感謝の気持ちに変換していきます。
僕の人生の中で、きっとこれは最大級のイベントかもしれません。そんな自分の枠を超えるような行動に向かうことで、生まれてきた苦しい葛藤。それは、自分自身の人間としての枠を広げる働きをしてくれていたことでしょう。
さあ、そんな道を経て、いよいよ今日は夢のステージです。それが目の前に。
今日は、思いっきり楽しみたいと思っています。
子供達が主役。ステージを楽しみ。それを笑顔で見守るお客さん。
みんな笑顔でいっぱいの明るい空間が生まれればいいです。
それは、きっと僕たちの心を震わせ、感情を揺り動かし、心の幅を更に広げてくれることでしょう。
それが、きっと人生の中での宝物となることでしょう。
今日は、僕や子供達にたちにとってのオリンピックです。
2010年2月19日(金)
「定期演奏会、いよいよ明日」
いよいよ今日が、定期演奏会に向けての最後の練習でした。
いつもの音楽室。いつもと同じような練習でしたが、今日は思いが違いました。一瞬一瞬をかみしめながら練習でした。
今日練習したのは、NHKに収録されるであろう「未来を旅するハーモニー」と「わたしはリンゴ」の2曲です。
「未来を旅するハーモニー」。だいぶ蘇りました。前よりもうまくなったかもしれません。気持ちが入っていました。この思い出が未来へ届いて欲しい。そんな思いで指揮をしました。涙が出そうになりました。
そして、「わたしはリンゴ」。ソロの部分を、ジュニア、4年生、5,6年生というふうに歌ってもらいました。これもいい雰囲気です。本当に明るい歌声。この子達にいちばんぴったりくる曲かもしれません。この曲でも熱くなりました。
最後にこう言いました。
「今までよく練習してきたね。これも明日みんなが楽しむため。明日はみんなが主役。みんなのための舞台です。思いっきりステージを楽しんでください。」
校長先生の次の一言も心に響きました。
「明日は、がんばってきた人だけに与えられるすてきな日です。みんな楽しんでください。」
子供達、さわやかな顔をしていました。
ゴールする私の顔をよく見ていてほしい。 今まで努力してきたすべてがそこにあるから。有森裕子 (ランナー)
子供達にとって夢のステージ。定期演奏会、いよいよ明日です。
2010年2月16日(火)
「定期演奏会に向けて、出てくる様々な問題」
定期演奏会を行う際、いろんなことが問題となって出てきます。
例えば、休憩時間は30分では長すぎるのではないか?という御意見とか
花束を持ってきた人に対しては、どう対応するのか?とか
アンケートの回収はどうするのか?とか
そんな予想外の問題が次々と起きてきます。
しかし、頼りになる方々がいました。
保護者の方です。相談すると、保護者の間で話し合って、うまく解決してくださいます。
意外とやっかいなのが、花束。持ってきて下る方のお気持ちはうれしいのですが、そのあとの対応が大変です。どのよう形で子供達に渡すのか。たくさん来た場合、たいへんです。またもらえる子、もらえない子が出てきます。
たしか福井ソアーベ児童合唱団の定期演奏会では、「花束をご遠慮ください」って一文がありました。
来年は、その一文を入れておきたいと思います。
しかし、本当に保護者の方にはお世話になっています。
ありがとうございます。
多少、疲れがたまっています。諸々の問題。出てくる様々な仕事。マスコミへの対応など。しかし子供達の歌声と保護者のフォローのおかげで、少し復活しました。
定期演奏会まで、あと4日。
ps.詳しくは書けませんが、定期演奏会ですごいことが起きそうです。
2010年2月13日(土)
「定期演奏会のイメージがリアルに」
今日の午後、会場手続きのためこまつドームへ行くと、我がコンサートのポスターが貼ってありました。わが子のようです。うれしいので、写真にとりました。
午後は、久々にゆっくりと体を休め、大好きなお風呂につかり、ボーっとしました。
なぜか頭に浮かぶことは定期演奏会のことばかり。そこで子供達が歌う姿がありありと目にうかんできました。そして、コンサートのエンディングになると、なぜか涙があふれてきて風呂につかりながら、号泣してしまいました。
感動できるコンサートにしたい。
定期演奏会まで、あと7日。
2010年2月11日(木)
「定期演奏会に向かって!3時間練習」
今日は休日ですが、定期演奏会にむけて午前中、練習をしました。午前9時集合。12時までの3時間練習です。
説明しながら、本番どおり、全体を通しました。
今日は2年生の合唱団ジュニアも参加しました。2年生には、ちょっときつかったと思いますが、みんながんばりました。練習では、ふらふら、ヘロヘロになるのですが、不思議です。休憩時間になると元気いっぱい!!音楽室の中を走り回ります。それで発散してるのでしょう。
久々に歌ったNHK全国学校音楽コンクールの課題曲「夢の太陽」と自由曲「未来を旅するハーモニー」。そんなに落ちていませんでした。やっぱり夏休みに一生懸命練習しただけあります。すぐに元に戻りました。そして懐かしかったなあ。
アンサンブルコンテストで歌った「わたしが呼吸するとき」も良かったです。5年生だけの「ふるさと」もとてもきれいで驚きました。
問題は、後半になるに従って、声に地声が混じってくるということ。きたない「イ」や「エ」の音が聞こえてきます。
無理もありません。18曲も歌うのです。集中が途切れてしまうのです。しかし、本番では最後の最後までお客さんは聞いています。最後に行くほど、感動を大きくしたい。なぜならお客さんに感動してもらえることで、自分達の感動も大きくなるからです。
今度の練習では、本番どおりにぶっ続けで通してみるつもりです。そんな練習を通して、本番をやり通せる体力や気力をつけていきたいです。
今日は、たまたま最後の方を見学された保護者が一名おられました。感想を聞いてみました。
「少しの時間聞いただけでしたが、とっても感動しました。本番がとても楽しみです。」
うれしい感想でした。
明日は、保護者有志と共に第二回定期演奏会の夢実現!実行委員会です。
最後にこんなお話をしました。
みんなの夢を実現するため、たくさんの人が動いています。それは、みんなが大きな感動を体験し、一生の宝物を残すこと。それだけを願って動いているんです。そんな人たちの存在を忘れないでください。
だんだんドラマが見えてきました。感動のドラマが近づいてきました。
定期演奏会まであと9日です。
2010年2月10日(水)
「プログラム印刷、定演間近」
今日は、パンフレットを印刷しました。朝早く出勤し、勢いで600部印刷しました。そして、その勢いで、練習の時、子供達に配りました。プログラムが決まり、パンフレットも出来ると、定期演奏会が現実のものとして感じるようになってきました。
今日は、「崖の上のポニョ」を久しぶりに歌いました。久しぶりのわりには、とってもいい歌声でした。帰りには、ジュニアの子を残し、振り付けの練習をしました。
「崖の上のポニョ」は、ジュニアが主人公の曲。北國子ども大会でも歌います。一人、踊りがとても上手が子がいて、先生役をしてもらいました。みんなの踊りもかわいくレベルアップしました。
明日は、お休みですが、午前中、定期演奏会のための練習です。お客さんが感動できるよう、子供達の歌声を伸ばしてあげたいです。それが、子供達に、心の成長とすてきな思い出を残してくれることにつながるからです。
定期演奏会まで、あと10日。応援してください。
2010年2月4日(木)
「大忙しの合唱練習」
今日の合唱団の練習では、卒業式で在校生が歌う曲、「さようなら」のレコーディングをしました。
高音・低音・そして二部合唱の音をとりました。
合唱団の歌声をCDにし、全クラスに配るつもりです。それを使って各クラスで練習してもらいます。
次は、明日のCMどりの練習です。昨日セリフは覚えたものの、セリフを言う部員がまだ全員そろわない。給食を食べるのが遅かったり、係の仕事があったりと・・・お昼休みの練習は厳しいものがあります。
しかし、やるしかない!!
さあ、歌う段になると、ピアニストの校長先生が緊急事態で抜けます。
急遽、団長がピアニストに。
「ゆかいに歩けば」を歌います。
急に歌ったにしては、うまい。なんとか行けそうだぞ。
お昼休みの合唱練習。大忙しです。
いよいよ明日は定期演奏会のCMどりです。
2010年2月3日(水)
「一つ一つ。一歩一歩」
定期演奏会が迫ってきます。しかし、たくさんのやるべきことが出てきます。
時間は待ってくれません。一つ一つやっていくしかありません。
今日は、5年生の合唱団全員と他の学年の希望者を残し、次の3つのことをしました。
●ケーブルテレビのCMどりのためのセリフ練習
地元のケーブルテレビ局が、定期演奏会PRのCMどりに来てくれます。約一週間、毎日放映してくれます。そこで、そのCMのための練習をしました。
希望者に、次のようなセリフを言ってもらうことにしました。
小松市に新しい命が誕生しました。
苗代小学校合唱団です。
市内で、ただ一つの小学生だけの合唱団です。
1.一生懸命できる子 2.なかよくできる子 3.心を一つに
この3つを合言葉にし、毎日、お昼休みに練習しています。
夢は、ディズニーランドでのコンサート、
国内や海外の演奏旅行
たくさんの人たちに感動や喜び、楽しさを感じてもらえるような
日本を代表する合唱団になることです。
その第一歩として第一回定期演奏会を開きます。
日時は、2月20日午後4時
場所は、小松ドームです。
はじめにこんな歌を歌います。
「ゆかいに歩けば」
続きはコンサートで!!
みなさんどうぞいらしてください。
2月5日(金曜日)にCMどりをします。
●卒団生へのプレゼント実行委員会
定期演奏会で、「卒団生へのプレゼントコーナー」があります。そのプレゼントの用意を5年生の団員にお任せすることにしました。そのための実行委員会です。
いつ、どこへ買出しにいくか、相談していました。
●打ち上げ実行委員会
団員たちが「定期演奏会の後、打ち上げをしたい」という希望したので、どんなことをしたいのか、5年生の団員で話し合わせました。その実行委員会です。
今日、話しはまとまらなかったみたいですが、いろいろと考えているみたいです。
この時の子供達は、合唱団の練習の時と違った顔をしていました。積極的に生き生きと話し合っていました。あ〜、この子達って、自分達でどんどんやる力があるんだな…そう、思いました。
そしてこれからも、こんな風に、任せられる部分はどんどん子供達に任せていきたいと思いました。
問題が目の前に現われた時に、
もうダメだと思う人や、
やってられるかと思う人、
いろんな捉え方をする人がいます。
その時に、よし、端っこから
一つひとつほどいていってみせる。
自分の力で何とか問題を解決してみせると決意した時、
僕は人生が始まるような気がするんです。
松久信幸(NOBU&MATSUHISAオーナーシェフ)
一つ一つ。一歩一歩です。
2010年2月1日(月)
「たくさんの人たちにありがとう」
興奮したお祭り騒ぎから一夜明けた今日、僕の心に湧いてくる気持ちがあります。それは、感謝の気持ちです。
このような結果になったのは、様々な人のお陰です。
合唱指導で、次々と美しいハーモニーを作り、歌の中にあるドラマ作りの大切さを教えてくださった校長先生。
応援にかけつけてくださった保護者の皆さん。
舞台裏で、初出場の小学生の子供達に「がんばれ」って声をかけてくださった関係者の皆さん。
子供達を高く評価してくださった審査員の皆さん。
最後、一緒に手拍子を打ってくださったお客さんの皆さん。
たくさんの指導のポイントを学ばせていただいた合唱のお師匠さん。
合唱の楽しさを教えてくださったソアーベ児童合唱団の坪口先生ご夫妻。
そして、誰よりも、練習をがんばって乗り越え、ついてきてくれた子供達。休み時間、遊ぶのも我慢し、毎日練習に来ました。休日にも練習しました。
「また、来年も出たい!」
演奏が終わった後、目をキラキラさせて言ってくれた子供達。
いろんな部分で無理をかけてきました。報われて良かったと思います。
一山越えると、自然と感謝の気持ちがわいてきます。
それは、大きな山を乗り越えたとき、一人では乗り越えられなかったことに気づくからでしょう。そこから湧いてくる感謝の気持ち。
「常に感謝の気持ちをいだく人は、人生に豊かさと満足を見いだし、感謝の気持ちを持たない人は、そこに不足と不満を見いだします。」『新しい自分に出会う本』より
感謝の気持ちが湧いてくる自分は幸せ物です。
そして、感謝の気持ちは、次の道へ進む元気をくれます。
まだまだたくさんの感動が僕たちを待っています。そして、僕も子供達もまだまだ伸びます。
最後に、書ききれなかったけど、たくさんの人たちにありがとう。
2010年1月30日(土)
「アンサンブルコンテストへ向けて」
今日は、アンサンブルコンテストへ向けての最後の練習をしました。
約3時間の練習でしたが、こういう長時間の練習も必要だなって思いました。
子供達は、途中で疲れ、限界に達していましたが、それを越えるに従って、なんだか楽しい雰囲気になって来ました。僕自身も、途中から、ハイになってしまい、練習がノリノリになりました。(子供達はどう思ったのかな?)
しかし、校長先生はすごいです。次々とハーモニーをなおしていくのですから。
いよいよ明日が本番。最高の歌がうたえるといいです。
みんながんばろう!!
2010年1月29日(金)
「ごめんね。みんな」
今日、合唱団の練習がのびてしまいました。うっかり大そうじということを忘れていて、団員たちは、掃除に遅れ、肩身の狭い思いをしたみたいです。
ごめんね。みんな。
合唱団の練習。昼休みでは、きつい部分があります。
そんな中で来てくれる子供達。本当に感謝です。
心の底から、そう思います。
話しはかわるけど、今日の「君をのせて」とっても良かったです。日に日にうまくなっていきます。
さあ、明日は、アンサンブルコンテストの練習。がんばるぞ。
2010年1月28日(木)
「すてきな友達 すてきな仲間」
今日の合唱練習で、「すてきな友達」という曲を歌いました。この歌は、今の5年生が3年生の時に毎日のように歌いました。そして、この曲でNHK全国学校音楽コンクールに、クラスで挑戦しました。
聞いていると、あの当時を思い出し、涙が出そうになりました。今から考えると、よく三年生で挑戦したものだと思います。
歌詞がとてもいいのです。
すてきな友達
人は みんな誰でも ひとりでは生きていけないから
いつもすてきな友達と この手をつなぐのさ
かなしい時も 仲間がいれば つらくはない
くるしい時も 仲間がいれば つらくはない
ぼくも きみも時には 暗やみに落ちてとまどうから
いつもすてきな友達と ほほえみかわすのさ
愛と仲間 それさえあれば つらくはない
愛と仲間 それさえあれば つらくはない
「この歌を歌う時はね。大好きな友だちのことを思い浮かべながら歌うといいんだよ。」
僕が、そういうと、ニッコリと顔を見合す子供達。
「そして、この合唱団も、こんな仲間になれればいいなって思っています。」
そう言いました。
これが僕の理想とする合唱団。みんな、すてきな友だち。そうなったとき、全国レベルのすばらしい歌声となるでしょう。
放課後、卒業生が2人、学校に遊びに来ました。僕が教えた子じゃなかったけど、僕の顔を見るなり、こう言いました。
「先生、合唱コンサート、がんばってね。」
「先生、かっこいい!」
さりげない一言だったけど、とてもうれしかったです。
「毎日同じことは」なんて出来っこない。
良くも悪くも、だ。
昨日、あんなに良かったことが
今日、出来ない。
かと思うと、ずーっと悩んできたことが、
ある日、バカみたいに乗り越えられる。
(まほろばの国で、さだまさし)
一つのことに向かっていく過程には、良い時もあれば、良くない時もあります。
今日は、す〜〜っと、明るい光景が見えた一日でした。
2010年1月27日(水)
「もう少しで、卒団。そして卒業」
定期演奏会で卒団生である6年生だけで歌う曲が決まりました。
昨年のNHK全国学校音楽コンクールで歌った自由曲「ビリーブ」です。
自分達で集まり、自分達で決めました。
今日、自主練をするんだといって、団長が歌詞をもらいにきました。
10分休みだから、たいした練習はできなかったろうけど、自分達でやるんだと自主的に集まったのが、うれしかったです。
もう少しで、卒団。そして卒業。
6年生、あともう少しで別れです。
2010年1月26日(火)
「龍馬伝見てますか?」
みなさん、龍馬伝見てますか?坂本龍馬。昔から好きです。
豪快です。一介の浪人がいろんな人を巻き込み、日本を変えてしまうのですから。
この合唱団も、同じ精神です。一介のわたしたちが、たくさんの人を巻き込み、子供達を成長させ、日本トップレベルまでの合唱団に変えてしまう。なんだか豪快でたのしいと思いませんか。
素質ある子供達。決して不可能ではないと思います。
今朝方、大きくなった子供達と東京のNHKホールに出場し、何千人という人の前で指揮を振っている夢を見ました。正夢のような気がしてなりません。
2010年1月24日(日)
携帯から合唱団のHPが見られます
携帯から合唱団のホームページが見れることがわかりました。アドレスは、以下のように、こんなに長いもの。
http://gxc.google.com/gwt/x?client=ms-docomo-jp&ei=IpNaS4H0PJLmqwOww_28CQ&guid=on&output=xhtml1_0&u=http%3A%2F%2Fkinntoto.a.lisonal.com/gassyounosiro.com/index/top.html&wsc=da&wsi=d5e8a7e9d5facea5
でも、携帯で「苗代小学校合唱団」で検索すれば、行くことができます。写真などはなくなっていますが、携帯で、合唱団の情報をキャッチできます。ホームページを携帯用にgoogleが変換してくれているみたいです。便利な世の中になりました。
2010年1月23日(土)
合唱指導って奥が深いです
今日は、午前中、アンサンブルコンテストに出る子供達の練習がありました。校長先生も来て下さり、いろいろと教えてくださいました。
今までは、メロディー中心で音とりをやってきましたが、今日は歌に色や表現をつけていく指導をしました
校長先生は、合唱の専門の先生です。そのアドバイスの中にたくさんの学びがありました。
今やっているのは、「わたしが呼吸するとき」という曲。この曲は、まるで紙芝居のように、場面が部分部分でガラリと変わります。僕にとっては、今まで体験したことの無いような難しい曲です。
合唱指導とは「それぞれの場面のイメージを、それに合った発声の仕方と言葉で子供達と一緒に作り上げていく作業なんだ」ということが、なんとなく見えてきました。
ただ美しく歌うだけでは、聞いていて眠くなる曲になってしまいます。かと言って、勢いだけでもだめ。
歌を感動的なものにするためには、紙芝居の場面をまるで目に見えるように表現することが何よりも大切だということです。そのために、場面に見合ったように、口の中を大きく空け発声をしたり、息をまぜて歌ったり、時には、お腹から発声したりするのです。
また、そういう発声を導き出すために、手を大きく広げたり、手の平を上にしたりなどの動作化をしたり、イメージを考えさせたりするんだなということも少しずつわかってきました。
また、言葉がはっきり伝わらないと紙芝居の絵が見えてきません。
特にハ行・サ行・ナ行などは子音をはっきり出すことが大切。そのために早口言葉や滑舌トレーニングが効果的であるということがわかってきました。
そして、一枚一枚の紙芝居の絵がしっかりと目に見えるよう自然に表現できたとき、壮大な歌のストーリーが見え、聞く人に感動を与えるのです。
「わたしが呼吸するとき」という曲は、そんな曲です。
指揮の役割も見えてきました。、
ただ、正確にリズム通りに振るだけではなく、紙芝居のイメージの表現を導き出すためにあるのです。ですから、まず指揮者の曲に対する解釈が何よりも大切なのです。
本当に合唱って奥が深いです。そして、そんな奥深さを身近に学べる環境にいる自分の幸せを感じます。
かなり高度です。でも、ソアーベの坪口先生や合唱のお師匠さんを始め、いろんな人から聞いていたことが少しずつ自分の中でつながっていくのを感じます。
いろいろと勉強し、力量をつけていきたいです。
PS.子供達、ほ〜〜〜んとうによくがんばりました。拍手です。